まずは、さまざまな図形を描きながら、Processingの使い方に慣れていきましょう。
プログラムはコピー&ペーストせず、必ず自分の手で入力してください。 実際に入力することで、プログラムの書き方をより深く理解できます。
circle(50, 50, 80);
「左から50ピクセル、上から50ピクセルの位置を中心として、直径80ピクセルの円を描く」プログラムです。
図形は座標を使って位置と大きさを指定します。
Processing における画面の座標系は右図の通りです。
画面の左上が原点(0, 0)で、x 軸は右方向へ、y 軸は下方向へと伸びていることに注意してください。
たとえば、円をより下方に描画したい場合は、
circle(50, 70, 80);
のように、y 座標の値を大きくします。

Processing のスクリーン座標系
circle(30, 50, 80);
circle(30, 30, 80);
circle(0, 0, 200);
circle(100, 100, 200);
複数の円を描くときは、次のように複数行のプログラムを書きます。
circle(30, 30, 40);
circle(70, 30, 40);
circle(30, 70, 40);
circle(70, 70, 40);
プログラムは1行目から順に実行されます。 複数の円を描くときは、図形は上書きされるように描かれていきます。
circle(30, 50, 50);
circle(50, 50, 50);
circle(70, 50, 50);
circle(70, 50, 50);
circle(50, 50, 50);
circle(30, 50, 50);
circle(30, 50, 50);
circle(70, 50, 50);
circle(50, 50, 50);